復縁を叶えた人から読み解く、復縁できる人とそうでない人の違いを元占い師が解説
概要
これまで占いをする中で見えてきた、復縁を叶える人とそうでない人の違いや特徴を元占い師の視点から解説します。
こんにちは。
とある占いサイトに1年半ほど在籍していた元占い師のほろまるです。
愛のパートナーとして一度結ばれたのならば、お相手は自分にとって特別な存在。だからこそ、お別れ後に【復縁したい】と望むこともおかしいことではありません。
ただ、復縁とはお相手あってのもの。ひとりが強く復縁を望んでいても、必ずしも叶えられるものではないのです。しかし、わたしが占い師だった当時の相談者様の中には、難しい状況でも復縁を叶えていく方もおられました。
今回は、復縁を叶えた相談者様から見えてきた、復縁を叶えられる人とそうでない人の違いについて解説していきましょう。
【別れ】について理解できているかどうか
これまで向き合ってきた相談者様の中で、復縁を叶えてきた方々にはいくつかの共通点がありました。
その共通点を端的にお伝えしますと、
自分たちがお別れすることの意味をしっかり理解できている
という点です。
「別れるってつまり、恋人やパートナーではなくなるってことでしょ?」
それも正しい認識です。しかし、それは【誰にでも当てはまるお別れの意味】であって、【当事者たちに当てはまるお別れの意味】ではありません。
当事者たちが望んだお別れがあれば、環境や状況によって別れを強いられることもあるでしょう。もしくは一方的なお別れや、今生のお別れもあるはずです。
【復縁】を望むほどのお相手であったにも関わらず、なぜ【別れ】を迎えたのか。復縁を成功させる方のほとんどが、【お別れの理由】をはっきりと説明できました。
もちろん、それだけではありません。
自分たちがお別れすることによって生じる可能性についても、しっかりと説明することができます。
例えば、
- 同居しているのでどちらかが家を出ていかなければならない
- 今後は会うことも、連絡を取ることもなくなるだろう
- 共有していたものが今後は使えなくなる可能性がある
など、とにかく【別れた後の未来】についてある程度想像できています。
そしてその上で、【なぜ別れを選択したか】まで説明できること。
以上のことが、お別れすることの意味をしっかり理解できている基準になるのだと考えます。
非常に抽象的なお話でしたので、例を挙げておきます。
※実際の相談内容ではなく、ただの例です
【お相手から一方的に別れを切り出された場合】
別れた理由:お相手からいきなり別れたいと言われたから
別れたあとの未来:恋人ではなくなる
なぜ別れを選択したか:選択権はなかった
そんなこと誰でも理解できる、と思ったでしょうか? もちろん、上記の状態ではお別れすることの意味の理解度としてはかなり低いです。
では、同じ例を深堀してみましょう。
【お相手から一方的に別れを切り出された場合】
別れた理由:最近すれ違いが多く喧嘩も増えていた
別れたあとの未来:これまでどおり話したり、相手の性格から連絡を取るのも困難
なぜ別れを選択したか:拒否したが、相手の別れの意思が固かった
どうでしょうか? 理解度の深さで言えば、後者のほうが高いと感じるのではないでしょうか。
つまり、本当の意味で別れを理解するということは、過去・現在・未来の全てにおいて想像力を働かせるということです。
そしてその想像力が強ければ強いほどに、【別れ】から成長を得ることができるでしょう。
また、これは【別れる前】のタイミングに限りますが、【別れ】に対して具体的な想像ができていれば、【復縁】の条件を事前に提示することも可能です。
上記の【お相手から一方的に別れを切り出された場合】で言えば、「お互い変わっていくチャンスが欲しい」などですね。それ以外でも、「お互いの視野を広げるために、お別れではなく一旦距離を置こう」などの提案も出来るかもしれません。
つまりは、【復縁】の可能性も高めていくことができます。
もちろん、お別れする前から【復縁】の方法を考えなさいということではありません。もし大切なお相手とお別れすることになったら、まずはそうなるに至った理由や今後のことを含めて理性的に考えることが大切だということです。
【復縁】に向いてない人
反対に、 そもそも【復縁】に向かない人の特徴としましては、
- お相手の愛情を確認する方法として【別れ】を使う
- 嫌なことがあればすぐに【別れ】を想像する
というようなものが挙げられます。
お相手との関係において常に【別れ】が念頭にある状態であると言えますね。
日常的に【別れ】を意識している場合、実際に【別れ】という問題解決と向き合う中でも【別れ】のループからなかなか抜け出せない人が多いです。
「自分が変わってもどうせ相手には伝わらない」
「また別れることになったらどうしよう」
「復縁したいけど、しないほうが自分のためなのかもしれない」
このように、【復縁】と【別れ】に対する思いが共存している状態となり、【別れ】のループに陥るというわけです。これでは、【復縁】に向けて歩き出すことは難しいでしょう。
とは言え、絶対に復縁が叶えられないわけではありません。
もし【別れ】のループから抜け出せていないように感じるならば、考え方を少しずつ変えていけばいいだけなのですから。
ただ、ループに陥ったままですと、たとえ復縁を成功させても再び【別れ】を選択する可能性もあるので、「絶対に復縁を叶えたい!」と望む方は要チェックです。
復縁を叶えるならば、まず【別れ】について考えることをやめていきましょう。
別れの選択は、幸せになるための選択
これも復縁を苦戦する人にありがちなことですが、【別れ】自体を良くないものとして捉えている方もおられます。
前提として、【別れ】とはより良い人生を得るための選択でもあるのです。
確かに、共に生きる将来を想像していたお相手との別れなど、【別れ】全てが簡単に受け入れられるものではないでしょう。
ですが、自分であれお相手であれ【別れ】を選択するということは、心のどこかに「このままではいけない」という向上心があってのことです。
もし【復縁】がうまくいかないと感じたならば、今一度【復縁】の選択の意味を考えてみるのも良いでしょう。
復縁を叶えられる人は、復縁自体もまた自分の人生において必要不可欠だと知っている人でもあります。
「別れたいけど、別れたくない」
優柔不断なイメージを受ける言葉かもしれませんが、つまり【別れ】自体が悪いものではないからこそ、このような悩みが生じるわけです。
もし【別れ】を受け入れたとしても、それは素晴らしい選択であることは心に留めてほしいなと強く思います。
かつてお相手との思い出は全て、さらに幸福な愛を育むための力になっているのですからね。
お別れと、復縁を望む意味。
改めて考えるきっかけになればと。
今回はここまで。